2026.08.20

【Steam】2026年に発売されたアドベンチャーゲームをプレイした感想をざっくり語ってみた(ネタバレ極力なし)

どーも、積みゲー減らないマンです。
はむです。

2026年ももう後半になってきましたが(2026/09/04現在)、今年も色んなアドベンチャーゲームが出てきました。
色々とプレイしてきたので、それぞれの紹介と感想を軽くまとめていこうかなと思います。

ギルド探求団へようこそ!

https://www.lan-gaming.net/steam_logic_games/

以前こちらの記事でも紹介した推理系のADVです。
だいぶ内容被りますがこちらでも紹介を。

「Return of the Obra Dinn」フォロワーなゲームで、様々な記事から情報を整理して冒険者ギルドのパーティ情報を復元していくという推理パズルゲームです。
オブラディンに比べると難易度は低いですが、それでもしっかりと頭を使う必要はあるので良い難易度になっています。
情報元となるギルドが発行した記事についても、取得するために法則を解いたりする必要があるので、Type help的な要素もあります。

ストーリーが前面に出されているわけではないのですが、記事からそれぞれのパーティについての情報が読み取れるので、バックストーリーとして追っていくことが出来ます。
この内容もまた良くてですね…。
エンディングでの各パーティのお話がグッときます。

600円くらいなのですがそれ以上の満足度がありかなりおススメできる作品です。

パラノマサイト FILE38 伊勢人魚物語

あの大名作、パラノマサイトの続編が出ました。
前回はホラー寄りな内容でしたが今回は伝奇ミステリー色強めな内容になっています。
続編ではありますが今作単体で成立しているので本所の方をやってなくても問題ありません。

前作であれだけの仕掛けを盛り込んでいたので、それを超えるような内容は難しいんじゃないかと思っていたのですが、まんまと超えてきてしっかり踊らされました。流石パラノマサイトという内容でした。
シナリオ、仕掛けともに最高でした。
多くは語れない。

これ次回作は出せるんでしょうか…?

Mixtape

5月頃に発売され色んな意味で話題となったMixtape。
もちろんプレイしました。

NYに旅立つ主人公が最後に仲良し3人組でパーティへ向かうまでの1日をミックステープに乗せて辿ったり過去を振り返ったりするという内容です。
ゲーム性的にはウォーキングシムにちょこっとしたミニゲームを載せたような感じでプレイフィールとしては「INDIKA」を想起させます。
(あまりレビューでINDIKAを引き合いに出してるものがなかったのが不思議)

描写に関してもシュルレアリスム的な表現が多く(これもINDIKAっぽい)、音楽も合わせて主人公たちの心理を描いています。
音楽も良かったですね。実在の楽曲をふんだんに使用しています。

批判されている内容の一つとして、「これはゲームなのか?」というものがありましたが、ウォーキングシム系のゲームってこういうの多いのでまあそういうもんですし…くらいの感じで捉えています。

まぁめっちゃ面白かったかというとそこまででもない…という感じでした。
そもそも3人組が悪ガキ過ぎて感情移入できなかったのも大きいかも。

ミカクテイ事件の観測者-Demons'Timeline-

4月末に発売されたSNSパズル推理アドベンチャー。
速攻買ったけどプレイできてなくてつい先日クリアしました。

一応オブラディンフォロワーになるのかな?
SNSのタイムラインから事件に関係する人物のアカウント・裏アカウントを特定し、そこから事件の真相に迫っていくという内容の推理パズルアドベンチャーです。
他のゲームで説明すると、「都市伝説解体センター」のSNS調査パートだけを抜き出して「未解決事件は終わらせないといけないから」のような情報整理系の推理要素を足していったゲームです。

難易度は程よい感じで、ヒントは使わずにクリアできました。
謎解き系初心者の方にもお勧めできる内容です。

SNSの描写があまりにも現代インターネット過ぎて驚愕しました。
Twitter(新X)の内容をそのまま持ってきたような感じ。それでいてミーム的な内容も元ネタはありつつも全てオリジナル。
良くも悪くも解像度が高すぎてしんどくなります。本当に凄い。

SNSを取り扱う系の作品として露悪的な側面を強めに描かれることが多いのですが、この作品ではきちんと良い面も悪い面も両方出してきているのが良いなと思いました。
インターネットって本来面白いものですもんね。

シナリオも良く、エンディングの持って行き方は感心しました。
インディーズながら完成度かなり高いです。

シュレディンガーズ・コール

「都市伝説解体センター」で有名な集英社ゲームスがパブリッシャーとなっている、5月末に発売されたノベルアドベンチャーゲームです。

月が落ちて崩壊する世界。21ナノ秒後には終わりを迎えるという中、記憶喪失の主人公のメアリは謎の猫ハムレットに「世界最後の話し手」として任命され、
世界が崩壊する瞬間に通話を終えることが出来ず心残りを抱えにしきれない状態になっている人々を通話を通じて救っていくというお話。

とにかく表現が凄かった。
音楽・ビジュアル・演出全てが素晴らしい。
まさにプレイする芸術。

シナリオは結構重めというかしんどくなる部分があります。
それでもエンディングに向かう流れはアツくなりますし、最後は切ない…という感情揺さぶり系の物語です。

かなり個性的なゲームなので合わない人もいるかもですが、とにかくその尖った感性に圧倒される作品です。

Staffer Retro: 超能力推理クエスト

個人的にかなりおススメしている「Staffer Case」の続編が7月に発売されました。
世界観は同じくして舞台は数年後のシチリア半島に移ります。
前作は章ごとで違う事件に対応していく流れで、推理に重きが置かれている内容でしたが、今作はシナリオ描写の方に重きが置かれている印象です。
推理部分に関しても前作よりは難易度が抑えられていると思います。

演出面は前作から強化されており、キャラの掛け合いのテンポも良くなっている気がします。
一方で前作の方がスケール感やキャラの掘り下げは強めな印象もあるので、推理部分含めて前作の方が良かったと感じる人も多いような気がします。
僕自身は今作かなり楽しめましたが。
というより前作の4章があまりにも強すぎた。

次回作としてStaffer Dilemmaが予定されておりますが、今作もそこへ向けての引きっぽい感じがあったので早く次作を出してください。お願いします。

デスゲームの報告書

9月に発売された、配信者のshu3さん作の推理アドベンチャーゲームです。
スタッフロールでも記載されていたように、Return of the Obra DinnとType helpインスパイアされており、この2つを合わせたようなゲームです。
ギルド探求団へようこそ!がかなり内容は近いです。

物語としては、こちらもインスパイア元である高見広春さんによる小説「バトル・ロワイヤル」がモチーフで、
とある架空国家の元行われるデスゲームのある回に関して、記録管理局にて古びた端末に残された記録を復元していきながらデスゲームに参加した生徒の死因を特定していくという内容です。

難易度的には割と低めで、ここで上げた推理系ゲームで言うと
Return of the Obra Dinn > ギルド探求団へようこそ! > Type help > デスゲームの報告書
という印象です。なので推理系初心者にもかなりおススメです。

死亡した生徒1人1人で死亡時の様子が描かれた死者の記録があるのですが、この内容がまたデスゲームの狂気であったりとか心理を上手く描写していて、
テキストだけながらしっかり雰囲気を味わえるのが素晴らしいと思います。

とりあえずやってみ?でおススメしたい作品でした。

No Results Found

8月にリリースされた韓国発のARG風の謎解きアドベンチャーゲームです。なんと無料。
ARGは代替現実ゲーム(alternate reality game)と呼ばれるもので、現実世界をゲームの一部にしてしまうといった類のジャンルです。有名どころで言うと第四境界の「かがみの特殊少年更生施設」とかは名前を聞いたことある方も多いのではないでしょうか。
「Inscryption」も一部ARGに発展した要素もありましたね。

架空のインターネットでとあるカルト教団で発生した事件についての真相を暴くという内容です。
ゲーム性としては「Her Story」と「the Case of the Golden Idol」を合わせたような感じで、インターネットで検索したりして情報を集め、穴の開いた報告書に単語を埋めて完成させるというのを繰り返していきます。

難易度も高くなくてちょうど良いくらい、ボリュームも2~4時間くらいでクリアできるくらいなので手を出しやすいです。無料だし。

韓国製なのですがゲーム内のネットコミュニティでのコメントの内容があまりにも日本ネット過ぎて翻訳、ローカライズの凄さにびっくりしました。
後セリフの言い回しでちょっと「未解決事件は終わらせないといけないから」を思い出したのですがアレも韓国発のミステリー。

ストーリーは雰囲気重めで、特に終盤は凄く嫌な気分にさせてくれます。自分で検索しながら情報を集めていくから没入感もあって余計に気持ちが乗るというか。こういうスタイルのゲームの面白い部分でもありますね。

ほんとこれお金取った方がいいよというレベルでした。

アドベンチャーゲーム以外でやったもの

一応アドベンチャー以外でもやったものをさっくりと書いておくと、

ドラゴンクエストVII Reimagined

元々ドラクエVIIが大好きで発売されて無条件で購入。
令和ナイズドされてとても遊びやすくなっており、かつストーリーに関しても改変・追加部分が非常に良くて大満足。
まぁ削られた部分に関して残念に思う部分もあったけどそれを込みにしても傑作でした。

ぽこあポケモン

そこまでやるモチベなかったけど何となく買ってみたらめっちゃ面白くてしっかりはまってた。
ストーリーも良かったねぇ…。
街づくりとかはどうぶつの森もそうだけどエゲつないガチ勢の人の動画やツイートを見て自らのセンスに絶望するお決まりの流れ。

リズム天国ミラクルスターズ

リズム天国はDSのゴールドしかやってなかったけどゴールドはとてもハマっていたので、新作が出ると聞き購入してプレイ。
安定の面白さですね。
フライングディスクをやってRhythm Doctorを思い出すなどした。
好きなのは下ごしらえとなわとび。
なわとびは実質ウラオモテ。ウラオモテ大好き。

Slay the Spire2

1の方はアセンション10行くかどうかくらいしか出来ないくらいの浅瀬プレイヤーでしたが、2のアーリーアクセスが3月に開始され勢いで突入。

とりあえず全キャラでクリアしてアセンションはまだやってないです。
時間が溶ける音がしました。

Highguard

1月にリリースされた拠点レイド型のFPS。
Apex LedgendsやTitanfallの開発者たちによる新作ということで話題になりましたがなんと3月にサ終。

やってみましたが普通に面白かったです。が、続かなさそ~!という臭いもプンプンしていました。
まずルールがちょいややこしいのと準備フェーズとかの単調さが気になりました。人が定着しなさそうな感じ。

Valorant以降完全新作のシューターゲームで人気が定着したものがほぼほぼ出てないなくて、Apex,Valorant,Overwatch,R6Sあたりでシューター人口が取られておりここ崩すのはかなり難しいんだろうなと思います。

おわりに

はい、2026年発売ADVゲームのプレイ感想でした。

2025年は「都市伝説解体センター」「魔法少女ノ魔女裁判」がかなりヒットしADV系への注目度が上がったような気がします。
今のところ2026年はそのレベルの爆発はない印象ですが、パラノマサイトの続編が突然出たり、良くも悪くもMixtapeが話題になったりと色々動きはあって良いですね。

年内で「魔法少女ノ因習村」「配信少女ノ裏垢迷宮」が発売予定になっていますし、「遥かなる円形世界」も予定されているので続編の年…?

「BUZZ or DIE」とかも気になりますね。

それでは。


はむ
はむ8本の記事

昔ボカロで曲作ってました。アドベンチャー系のゲームが好き。ValoやLoLやTFTもしてます。 X → @ham_delicious7