「アドベンチャー」ゲームの分類について

どーも、はむです。

一人用ゲームが好きな人は基本触れているであろう「アドベンチャー」とかいうジャンルですが、
そもそもアドベンチャーって何?って思ったことないでしょうか?

今回は「アドベンチャー」の定義やその分類について詳しく深堀りしてみたいと思います。

アドベンチャーの定義について

アドベンチャーの語源

アドベンチャー/Adventure は英単語の意味としては「冒険」を指します。
「ベンチャー企業」もこのアドベンチャーから来ているとされており、冒険的・挑戦的な事業を行う企業のことを言ったりします。

「でもあのアドベンチャーゲーム、別に冒険してなくない??」とお思いの方も多いでしょう。

そもそも「アドベンチャーゲーム」という呼称は1970年代にアメリカで作られた「コロッサル・ケーブ・アドベンチャー」が元とされています。
画面に表示される文章に対して、キーボードからコマンドを打ち込むというTRPGのようなゲームで、このようなタイプのゲームは後に「テキストアドベンチャー」と呼ばれるようになります。

成り立ち的には「ローグライク」に似ていますね。(「Rouge」というゲームが元)

時代が進むにつれ、テキストに画像も表示されるようになり、
更に画面内を移動したり、コマンドを選択出来るようになったりと様々な要素が発明されていきます。
そうした中で、RPG(ロールプレイングゲーム)というものが生まれていき、ストーリーを含んだ従来のアドベンチャーゲームはRPGに吸収される形になったとされています。

現代での定義

Detroit: Become Human デトロ!開けろイト市警だ!

正直明確な定義があるわけではないのですが、現在では幅広く「ストーリーをメインとした会話主体のゲーム」を指すことが多いです。

ですが、戦闘のあるアクションゲームであってもアドベンチャー要素を含むものは数多くあり、明確な判断基準というのはないんじゃないかと思います。

また、アドベンチャーゲームの中にも細分化されたジャンルが存在しており、一言でこれ!と言い切るのは難しくなってきてはいます。

ただ、一般的にゲームする人が思い浮かべるアドベンチャーゲームは、戦闘要素の無いアクション性少なめのストーリーメインのゲーム、というイメージが強いのではないでしょうか。

アクションアドベンチャーとアクションRPGの違い

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド HP増えるとかの成長要素もあるけど公式では「アドベンチャー」

アドベンチャーというジャンルもRPGというジャンルももはや定義が曖昧になってきてて、ここの違いが判らなくなってきてます。

個人的には、キャラクターのLvの概念があるアクションアドベンチャーゲームがアクションRPGかな、という認識です。
ストーリーの無いRPGもほぼ無いので、アドベンチャーの中にRPGがあるイメージの方が実態に近いかもしれないです。

例えば「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」はぱっと見アクションRPGな感じがしますが、公式では「オープンワールドアクションアドベンチャーゲーム」と表記されています。(実はプレイしたことないんですが、レベルという概念はないらしい)

ゼルダでいうと、時のオカリナは当初はアクションRPG表記だったそうですが最近ではアクションアドベンチャーになっているそうです。

まぁ正直分類分けなんで音楽ジャンルと同じで、自分がそう思ったらそうでいいと思います。
あくまで何か説明する時にラベリングされていると話しやすいっていうだけで。

あ?今ラウドロックとかメタルコアとかのことヘビメタっつったか?表出ろ。
(音楽ファン、特にメタル・ラウド系の人からすると「ヘビメタ」という呼称は地雷です。)

アドベンチャーのサブジャンル

アドベンチャーゲームをさらに分類分けすると、
ストーリーのカテゴリでの分け方(ミステリーとかホラーとか)と、ゲームシステムによる分け方(アクションとかノベルとか)があると思いますが、ここではゲームシステム面での分類分けでいくつか例を挙げてみたいと思います。

また、ゲームによってはサブジャンルが複合しているパターンもあるので一概にこれ!とは言えません。とりあえずこういう分け方があるよくらいの感覚で見ていただければ。

ノベルゲーム(サウンドノベル/ビジュアルノベル)

Steins;Gate

Steins;Gate エル・プサイ・コングルゥ。

主にテキストを読むことに重きを置いたゲームのことを指します。
ゲーム性はかなり薄く、プレイヤーが介入できる要素としては選択肢を選ぶくらいの内容であることが多いです。
「ノベル」っていうくらいなので、絵や音声でも楽しめる小説といった類のゲームになります。

アドベンチャーゲームではないという論とアドベンチャーゲームの1ジャンルであるという論がありますが、今はアドベンチャーゲームの1ジャンルとして捉えられることが多いと思います。

代表的なもので最近やったゲームでいうと「Steins;Gate」は有名ですね。
基本はテキストを読むのですが、特定タイミングでの携帯電話の操作によってストーリーが分岐していきます。(シュタゲ専用システムでフォーントリガーシステムと呼ばれています)

また、ストーリー分岐の無いものも存在します。
僕がプレイしたものでいうとフラガリアさんの「イハナシの魔女」「ステラーコード」はどちらもちょっとした選択肢はあるもののストーリーには影響せず、基本一本道で読み進めるのみです。

イハナシの魔女

イハナシの魔女 最高のボーイミーツガール。

議論・推理アドベンチャー

「逆転裁判」や「ダンガンロンパ」と言った、議論したり推理するといったゲームになります。
ノベルゲームに近くはあるのですが、ゲーム性が増しておりノベルゲームとは区別されているイメージがあります。

ストーリー的にはミステリーがほとんどですね。

最近だと「魔法少女ノ魔女裁判」も一応こちらに入ると思います。だいぶノベル寄りではありますが。

また、「都市伝説解体センター」「パラノマサイト」なんかはミステリー要素もあるのでこちらっぽく見えますが、大枠でいうとノベルゲームの方が近いと思います。

というかそういう微妙なのは全部「アドベンチャー」っていておけばOK。

ちなみに僕はこのジャンルのものが大好物です。

パズル・謎解きアドベンチャー

Portal

Portal  これの影響なのか、ナレーションっぽいのがついてくるFPSパズルゲームみたいなのが多々ある気がする。

パズルや謎解きといった部分にウェイトが置かれているゲームで、ストーリーに関しては薄くしかないものからパズル自体がストーリーにガッツリ絡んでくるものまで様々です。

「Portal」「ViewFinder」のような一応ストーリーはあるけどパズルがメイン!な3Dアクションも結構多いですね。「The Witness」は許さん。

「Papers,Please」もアドベンチャーパズルゲームと言われることがあります。

「ゴーストトリック」はギリこの枠になるんでしょうかね…?

最近やった「Öoo」はかなり面白かったのですが、アドベンチャーではなく「プラットフォーマー」と呼ばれるアクションのジャンルに該当しそうです。(マリオみたいな足場を移動していくようなアクションのこと)

会話型アドベンチャー

VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action

VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action 別に「Action」ではない。

これもほぼノベルゲームなのですが、テキストを読むというよりはプレイヤーがキャラとの会話を行うことに重きを置いたゲームです。
このジャンルに関しては自分が勝手に定義してます。

「Coffee Talk」や「VA-11 Hall-A: Cyberpunk Bartender Action」とかのあの辺のゲームです。

ファミレスを享受せよ

ファミレスを享受せよ ガラスパンさんの名言

プレイした中では「ファミレスを享受せよ」はポイント&クリックに会話選択が組み合わさったもので、ゲームとしては会話をかなり重視してます。
この作品は雰囲気があまりにも刺さりすぎて本当に良かった。

ポイント・アンド・クリック

クロックタワー

クロックタワー ホラーの名作

これは結構広めの概念的なジャンルですが、画面上をクリックしてモノを調べたり移動したりしてゲームを進めていくタイプのものです。
アドベンチャーゲーム黎明期にテキストアドベンチャーからの発展形として一時期勃興したジャンルです。

脱出ゲーム系とかがわかりやすいでしょうか。
昔のゲームでいえば「クロックタワー」はピッタリの例ですね。

最近やった中でいうと「The Case of the Golden Idol」もこれの一種と言えそうです。
論理パズルがメインではありますが要素としては、くらいの感じです。

ウォーキングシミュレーター(ウォーキングシム)

Everybody's Gone to the Rapture

Everybody’s Gone to the Rapture やることは歩いて考察するだけ。

シミュレーター、とは言っていますが一応アドベンチャーゲームの枠にはなっていると思います。

ゲーム性は控えめで、3Dの空間を移動して物語を追っていくというものが多いです。
ディズニーランドのアトラクションみたいなイメージ。

「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」「Everybody’s Gone to the Rapture -幸福な消失-」とかが代表例になります。

最近だと「INDIKA」はウォーキングシムをベースに少しの謎解きとミニゲームが加わったものになっています。

「Baby Step」は文字通りの”ウォーキング”シミュレーターなのであれは違います。

おわりに

ということで今回はアドベンチャーゲームについて語ってみました。
厳密な定義が難しいのでざっくりこういうのがアドベンチャーになるんだなぁ~くらいの感覚でとらえてもらえればと思います。

基本ストーリーを中心としたゲームが多いので、一人で物語に没頭したい時に是非やってみてはいかがでしょうか。

ではでは。

 

コメント