2026.10.26

【ネタバレあり】ライフ イズ ストレンジ リユニオン(Life is Strange: Reunion)を完走した感想

どーも、クロエガチ勢です。
はむです。

ライフ イズ ストレンジ リユニオン/Life is Strange: Reunionをクリアしたところなので、完走したてほやほやの感想を鉄が熱いうちに書きしたためていこうと思います。

当記事は「ライフイズストレンジ(初代)」「ライフイズストレンジ ビフォアザストーム」「ライフイズストレンジ ダブルエクスポージャー」のネタバレを含みます。
プレイ予定のある方はご注意ください!!

今までのライフイズストレンジについての語りが多くなるので長ーーーい記事になるよ!?

あと、スクショですが
Steam Deckでプレイしたので画質が悪めです。悪しからず。

前置き

僕自身はライフイズストレンジシリーズは初代、ビフォアザストーム(以下、bts)、ダブルエクスポージャー(以下、DE)をプレイ済みで、
2とトゥルーカラーズ(以下、TC)は未プレイです。(持っている)

とにかく初代の完成度が素晴らしく、あれ以上のものはないだろうと思って2,TCはやらずにいました。
その後、マックスが主人公であるDEが発売され、開発元も変わっているし絶対微妙になっているだろうと思いながらもマックスが出ているという一点に釣られてプレイしましたが、結果割とネガティブ寄りな感想を抱く出来でした。
(noteに感想記事を書こうとしていたのですが、賛否の否の比重が大きすぎて寝かせた後に見直してからなんかアップするのやめとこうと消してしまってて、今思うと残しておいた方が良かったなと思うなどしてます)

そんなDEに続き、マックスの物語の最終章と銘打たれたリユニオン。
もう半ば義務的にですが購入せざるを得ないと思い、購入してから時間が経ちましたがようやくプレイできた、という次第です。

とりあえず1周普通にプレイしてから、エンディングの回収だけ行った状態です。

結論から言うと

結論から言うと、ファンディスク的に楽しむ分には面白かったけど、ライフイズストレンジ初代を愛する身としては正直マイナスな印象は拭えない、という感想になります。
やはり初代が良すぎたんだ…。

ということで結局否寄りの感想が続くので、そういう感想を読みたくない方はブラウザバック推奨です。

これまでの選択

今作では物語の最初に、今までの作品での選択を設定することが出来ます。
この内容によって物語の内容に変化がありますが、大筋への影響はあまりないようです。
…クロエの生死とか影響ありそうなのに!?!?

今までの選択はこんな感じです。


初代ではクロエか街かではクロエを選びました。
更に、基本的に恋愛に発展するのはなんか違う、友情の物語であってくれという思いから基本的に友達的な選択をしてます。
クロエとの関係を大切にしたいが故に他キャラとの恋愛?ありえねぇ!という気持ちがあり他も基本的に友達にしてます。(ヴィンに関しては恋愛に発展しようという気湧くのかあれ???)
恋愛的な立ち位置にいていいのは初代のウォーレンだけ!!!!!
そして、DEではサフィの考えには同意せずに別れることにしました。

クロエ大好きではありますが頑なに親友であってほしいのでキスするとかの選択肢取らないでいるんですけど、思ったよりキスする選択肢にする人の方が多いみたいでびっくりしてます。
じゃあ何で街とクロエの選択割合が半々なんだ!?!?

クロエとの再会は嬉しいけど…

今作の目玉と言えばやはりクロエとの再会。
初代ではクロエが好きすぎて(とはいえ恋愛にはさせたくない)、絶対クロエ守るマンとして街を見捨ててクロエを選んだので、そのクロエとまた一緒に行動できるだけでも嬉しすぎましたね。
成長したクロエは喋り方は不良少女なクロエが残ってはいるものの、以前に比べるとかなり冷静な動き方をするようになっており、
DEとかでも普通に不法侵入したりと大胆な行動をとって見せるようになったマックスとは対照的な印象を受けました。
逆にクロエがマックスのストッパーみたいになってたりするのが関係の変化が見えて面白かったですね。

初代のあの結末以降、クロエの中での死生観的なものが恐らく変わり本来は死んでいる身としてどこか達観した視点みたいなのが芽生えてきているのではないかと思います。


マックスとクロエの活躍がまた見られるのは嬉しかったのですが、一方であの完璧な初代から半ば無理矢理続編としてDE、リユニオンと作った弊害というかなんというかなのですが、
クロエが再登場すること自体が正直悪手ではあると思います。

まず、DEの時点で個人的に凄く嫌だったポイントなのですが、
DEでも最初に過去の選択を振り返って設定できるポイントがあるのですが、
クロエが生きているという選択をした場合、マックスがカレドン大学に来るまでにクロエと喧嘩して疎遠になってしまっているという流れになります。

…はぁ!??????

おめぇ初代でよぉ!あれだけ悩みぬいた結果クロエを救って一緒にいることを決断して街を出たはずなのに、そんなことで離ればなれになってるのは何????
あの重い選択は何だったんだよ!!!!
…と思わざるを得ません。
挙句の果てにはDEで謎にアマンダとかヴィンとかと恋愛関係になれたりするし。僕はクロエとは恋愛関係にはしなかったのですが、クロエと恋人を選択していた人からしたらブチギレポイントじゃないでしょうか。
いや、アマンダは良い奴ではあるんだけど。クロエへの気持ちはそんなもんだったのかと。

とまあ厄介オタクみたいな感情が湧いてしまってはいたのですが、10代だった少女たちとしては案外そんなもんなのかもなとも思えなくはないです。
とはいえ、新しい舞台でマックスを動かすにあたってどちらを選択していたとしてもクロエを出すわけには行かないし…という都合のもと、取って付けた理由を設定されたように感じてしまったのは事実です。
多分LiSシリーズでマックス以外の主人公での作品を出したけど、マックスの物語を求める声が強くて作らざるを得ず、あの初代から無理矢理話を進めるにあたっての決断なのでしょうが、個人的にはマックスの物語はあの初代で完結させていた方が良かったと思うので難しいところですね…。

で、リユニオンに話を戻すと、クロエの生死をどうしていたかによってクロエとの再会に関しての話に差異が出てきます。
まず、どちらを選んでいてもクロエは生存しています。これはDEにてマックスがサフィを救おうとした結果2つの世界が統合された結果、クロエが死んでいる世界とクロエが生きている世界も統合され、アルカディア・ベイも崩壊せずクロエも生きているという世界線になった結果ということらしいです。
で、このクロエとの再会ですが、クロエが死んでいる選択をしていた方が明らかにエモーショナルな場面になりません???
死んでいると思ったクロエがマックスのピンチに駆けつける(1での再会のセルフオマージュ)という場面になり、ご都合主義感は否めないもののアツい展開じゃないですか。
一方クロエが生きている選択をしていた場合は、単に喧嘩別れしてて気まずくて会えてなかったけど、意を決してクロエがやってきて再会できました~という流れに。
なんか…しょぼく感じてしまう…。
プレイしているときはクロエだぁぁぁ!とテンション上がってあんまり気にしてなかったですが、冷静に考えるといや、期間空けてただ会えただけだよな…?となってしまってます。

まぁ元々初代もどちらかというとクロエ死亡ENDの方が正史寄りな扱いっぽく見える部分はあったので、そちらの方が物語的には綺麗な気もしますが、
ちゃんと初代での選択を踏まえた展開にしてくれるならもうちょっといい理由を付けてくれても良かったんじゃないかとは思ってしまいます。

おい、このセクションだけで文字数凄いことになってきてるぞ

結局サフィは何だったのか

DEでのクロエ的ポジションとして登場したサフィ。実は能力者持ちでDEの最後には他の能力者を探す旅に出るという「俺たちの戦いはこれからだ」ENDでまだ続くよ!という終わり方をしました。
DEの段階でもサフィに対する掘り下げが少なくて感情移入しにくいなとは感じていて、最後の選択もサフィに賛同せずに終わりました。

今作でもサフィは登場しますが、まず能力者を探す旅は途中で頓挫したことが明らかになり、変身能力を用いてカレドンに戻ってきているのですが、
終始何がしたかったのか一貫性が無い印象を受けました。
ちょこちょこ出てきては微妙にマックスを混乱させるだけさせてメンドクサイ印象だけ植え付けてる印象。
クロエとサフィが対峙する終盤の大事なシーンも、なんか唐突感が否めないし投げやりすぎるし、救うことに成功しても何で心変わりできたのかわからんしで今作はサフィをどうしたかったんだろうか…。

今作はマックスとクロエの話を主軸に置きたかったのはわかるのですが、DEであの終わり方をした以上サフィを出さないわけにもいかず、
結果中途半端に登場させられてクロエに出番を食われているという印象を受けます。
確かに扱いが難しいとは思いますが、DEの時点からしっかり掘り下げを行って、今作でも上手く立ち回らせることが出来たら、クロエと同じくマックスの能力によって生死の重なった存在としてクロエ-サフィのラインを強く出来たのではないかと思うので、ここは勿体ないなと感じてしまいます。


ストーリー自体について

ストーリーとしては、カレドン大学で火災が発生しモーゼスを始めとして多くの人が無くなってしまうのを目にしたマックスが、
再び写真を使ってその時間に戻るという能力を使い、火事発生前に戻るというところからスタートし、起こるであろう火事を未然に防ぐことが目的となります。
また、それと並行してクロエに発生するようになった謎の幻覚の原因についても探っていくのがサブ目的となります。

最初から分かりやすく目的が示されているので、その点は良いなと思いつつ、今作はチャプター分けされなくなった影響なのか物語が平坦に感じる部分があり、盛り上がりに欠けるかなと思いました。

あと、放火の犯人もヴィンはまだしもレンの方はなんか唐突感があり、犯人だとわかったときも「はぁ、そうっすか」という印象でした。
推理ミステリー感を出してた割には真相判明時の衝撃的なものはあんまりなかったですね…。
そういう意味では初代のジェファソンみたいなTHE・悪役みたいなのって必要だなと思ったり。


それと、全体的に重要な選択の重みが無いなぁとも思いました。
これはDEでもそうでしたが初代に比べるとこの選択で良いのか…?みたいな葛藤が無くて、まぁこっち選ぶかみたいに軽く選んでしまってる節がありました。
特に最後の選択に関しては、初代があの選択だったので余計に…。
でも統計としてはほぼ50%で分かれているのは流石だなと思いました。

なんというかライフイズストレンジの質感って雰囲気重視の映画的なジュブナイルものとの相性があってこそだと思っていて、
DEを含め大人になったマックス達とミステリーに寄った話にはちょっと雰囲気が合わなくなってる部分があるかもと思いました。
2はプレイできていないんですが、子供兄弟の逃避行ってまさに映画的じゃないですか。
この辺も開発元が変わって作風が変わったとかあるんですかね…?


謎は残ってる

一応マックスのお話としては完結っぽいのですが、DEからを含めた謎としてまだ解決していなかったり結局何だったの?みたいなものがあります。


・DEでの刑事が消滅してしまったのは何だったのか
今作では並行世界に行く能力は使っていないので結局わからずじまい。


・DEでサフィを撃った犯人もわからない
ここについても言及は無し。とにかく死んだという事実と救われたという事実の両方が重なり合って統合されてしまっているということだけしかわかってない。


・クロエの幻覚は結局何が原因だったのか。
サフィが幻覚世界への移動を発動させてるっぽい描写もあったり、世界線統合によるパラドックスが原因とも言われていたりするけど、結局明確な原因ってわかってないですよね…?
あとそもそも完全に解決したのかもわからない。
あとサフィとクロエだけじゃなくて、アルカディア・ベイの人たちも同様の現象が発生してたりしないのかな…?


・ダイヤモンドの能力は?


DEにて能力に目覚めた描写があったダイヤモンド。
サフィと共に旅に出ましたが、今作では途中で別れたようで。
最後にマックスに電話をかけてきますが、結局はぐらかされて何もわかりませんでした。
本当に何だったんだ。


・そもそも力とは一体
結局マックスの力の原因とかはわかりませんでした。
モーゼスによって力の解明を進めようという動きはありましたが、結局わからず。
まぁこれは初代も結局力が何だったのかは言及はされていないのでそういうものとして受け止めるしかないですかね。


でもゲームとしてはちゃんと楽しめる

結構マイナスな書き方をしてますが、ゲーム自体としてはちゃんと楽しめました。
1,btsのシステムを合わせてマックス・クロエの両方を操作して進めていくのは面白かったです。相変わらず物を調べる度に反応してくれるのも楽しい。
正直制作陣もどうやって物語を畳むのか苦心していたとは思いますが、最高とは言えないけれどもきちんと最終章として終わらせてくれたのは評価すべき点だと思います。
エンドの1つとしてもう過去に戻らないと決めたマックスのように、シリーズとして続けてしまった物語を痛みを抱えながらも前に進めて一つの結末を迎えた、というのは構図としては美しいような気もします。


キャラについて

・マックス
われらが主人公。
写真家としても成長しており、大学でも講師として学生を受け持つようになり大人になった。
一方でクロエとのやり取りは昔のままで、相変わらず不法侵入したり思い切った行動を取ったりする大胆な面も。
力を使いたくはないけど人々を救うためには逃げずに立ち向かっていくまさしくヒーローのような心を持った描かれ方をしています。
初代、DEと経て力への向き合い方が変わってきて強くなったな…と感慨深くなります。
力の覚醒なのか時間を巻き戻しながら瞬間移動して火事場からモーゼスたちを救っていくシーン、かっこよすぎる。


・クロエ


クロエだ!クロエが喋って動いてるぞ!
それだけで満足です。

…では終われないですよね、すみません。
上でも書いたように、喋り方とかは変わってないもののどちらかというとかなり常識人寄りな動き方になっている印象。(サフィの鞄を湖に投げたりはするけど)
でもバックトーク(口答え)を行うようにズバッと人に切り込んでいくのはやはりクロエっぽさもあり頼りになる。
モーゼスと仲良くなってくれるのは嬉しかったですね。
ただなんか「オタクに優しいギャル」感が否めない。いい意味で。


・サフィ


サフィも上で言及しましたが、DEでの親友ポジションだったけど、クロエのインパクトの前には下がらざるを得なくなってしまったシナリオの被害者。
もっとうまく料理すれば面白くなったと思う。
結局アベンジャーズ結成して戻ってきたわけでもないし。
でも最後のマックスがクロエと旅に出るということを聞いた別れのシーンの表情は切ないですね。負けヒロインってやつか。


・モーゼス

本当に良い奴。不可思議なマックスの能力について受け止めてくれて一緒に考えてくれる存在がいるだけで本当に救いになる。
オタクっぽい気質があるのも、初代のウォーレンに似ているから好感持てるのかなと思ったり。
突然やってきたクロエの話もしっかりと聞いて一緒に解決しようとしてくれるの聖人すぎんか。
好きな人同士が仲良くなるの嬉しすぎる。


・アマンダ
良い奴枠その2。
クロエからもイカしてる人認定されてた。
DEに比べて出番は控えめだったので印象が薄めではある。


・ヤスミン


こいつはほんまに…(怒)
偽装隠蔽体質すぎるよ。そりゃサフィにも嫌われるわ。
サフィのことを隠した時にちょい脅しをかけてくるのもダルい。
エンディングの時点では結局まだ今までの所業を公にしてないし。


・オーウェン
ヤスミンの後任として新しく学長に就任した人。
カレドン2.0という学部拡張計画を推し進めようとしていて、それには不要であると考えている分野の教授をしているマックスをあまり良く思っていなくて嫌な奴として描かれている。
ただこの人も結局は傀儡であった…。


・ヴィン


今作は色々と板挟み的なポジションに立たされていて可哀想。
あんたも大変だね…。


・ロレッタ
正直ジャーナリストを気取ったうざい立ち回りをする子という印象が強いのだが、さすがに命の危機に瀕してややおとなしくなった…のか…?


・ノエル


今作で好きなキャラ。
バンガロール。
融通が利かないところはあるがその分正義感が強く、頼りになる。
火事場での大活躍っぷりと言ったら。
最後用務員さんとカードゲームしているのは笑った。



だらだらとした雑感

ここからはプレイのスクショを交えた取り留めのない雑感になります。


・いつもの力の暴走的な奴で出てくる異次元空間かと思いきやただただクスリによる幻覚だった。


・ここのプレイヤーの手で巻き戻しを何度も行うけど結局届かない、っていう演出は凄くよかった。力の限界みたいなものを突き付けられて無力さを感じさせてくる。
ただその後プレイヤーの操作なしにマックスが能力による瞬間移動を繰り返して救うんですけども。じゃあ何でこれさせたん?と思わなくもない…。



・やっぱり音楽は良いんですよね。
ベンチとかに座って流れる音楽を聴きながら風景を眺めるあの時間が好き。



・クロエとマックスが手を繋いで火事を眺めてるシーン、やっぱりこれのセルフオマージュ?



まとめ

単体としては楽しめたものの、初代という完璧な作品がある故にどうしても劣って見えてしまうという作品でした。
ただ、シリーズを終わらせるという意味では非常に意義のあった作品だとは思います。
なのでこの作品を評価するには色んな側面から考慮する必要があるので難しいですね。心情的にも。

ただ個人的にはやはり初代の良さを再認識するという形になりました。
ちょっと初代についてだけいつか語らせてくれんかのぉ…。


ではまた。


はむ
はむ10本の記事

昔ボカロで曲作ってました。アドベンチャー系のゲームが好き。ValoやLoLやTFTもしてます。 X → @ham_delicious7