Farthest Frontierやってみた

Steam雑記

Farthest Frontier(ファーゼスト・フロンティア)とは

中世を舞台にした街づくりシミュレーションゲーム。食料や素材を集めながら、家や畑・狩猟小屋などの施設を立てていき、少しずつ集落を大きくしていくゲームです。

わずか7日間で売上25万ダウンロードとなった人気作品となります。

冒頭概略(OPムービーは是非スキップせずに見てほしい)

いつの時代も人生には過酷な運命が待ち受けている

作物が不作に終わってしまった年も、支配階級は変わらず採取を行い、子供たちを植えさせてしまう

貴族たちは安全な城壁の後ろに隠れ、略奪者が街を襲撃している時も安穏と暮らしている

だから我々は故郷で餓死を待つよりも新たな希望を求め荒野に出ることを決意した

貴族たち許すまじ

本当に何もない荒野から始まる

まずは町の中心となる集会所を作ります。

その後、木を伐採し、石を砕き、家を建て、薪をくべる。

私がプレイしたことのあるゲームの中では『Banished』が一番似たゲームでした。

最初の方は周りの野菜やベリーを採りながら、畑や狩猟施設、釣り施設を建てて、飢えをしのぎます。

特徴

食材の消費期限に制限がある

生産・消費だけでなく、『廃棄』が存在する。また、廃棄を出来るだけ少なくするように、肉や魚は燻製にしたり、野菜や果物を瓶詰したりジャムにしたりできる。(燻製や瓶詰は専用の施設がある)

また廃棄を遅らせるための地下倉庫などの施設もあり、他のゲームと比べ、時代感を取り込みつつ、よりリアルな仕組みとなっている。

瓶詰にはガラスが必要だが、地形によってはガラスの材料の砂がなく、後述の栄養バランスが危うくなってしまうことがある(あった)

食材に栄養バランスがある

「タンパク質」「穀類」「野菜」「果物」「乳製品」の5種類があり、バランスよく取らないと住民の健康度が下がる。

私の村では牛小屋と穀物畑ばかり作って、移動コストの安い食材で飢えを凌いでいたからか、壊血病などの病気が蔓延した。

リアルもゲームも栄養バランスはとても重要。リアルの食生活も考えさせてくれる有難いゲームです。

畑(作物)のパラメータが多い

収穫量や収穫タイミングなどは色んなゲームでもあるが、それ以外のパラメータが多く、

土地や集落全体の栄養バランスに合わせて何を育てるか決めないと、効率が著しくわるくなることがある。

wikiの一覧を一部画像で引用する。

数値だけで言えば小麦がキャリー枠ですね。やはり、貧しいとどうしても炭水化物が多くなるという食料問題をとても体現している感じがします。

リアルでも小麦は土壌の栄養度にかなり依存するということですが、FarthestFrontierでも肥沃度の高いところに畑を作るように心がけましょう。

略奪者が来る

クマやオオカミなどの野生動物が襲ってくるだけでなく、略奪者がやってくる。ヒーハー!!的なやつです。

野生動物は道具を持った農夫が数人いれば撃退してしまったりするのですが、略奪者対策として、

柵、塔、兵士を用意する必要がある。

その分リソースは割かれるので、頑張って用意したのに全然来ないとちょっと悲しい。

病気の種類が多い

赤痢・コレラ・壊血病・破傷風・狂犬病・凍傷とその時代に流行ったであろう病気が一通りやってくる。

Plague Inc以来、『病』『やけど』ぐらいのステータスしか見てなかったのでびっくりしました。

総評

シミュレーション系が好きな人はもちろん『買い』ですし、シミュレーション系をやったことがない人も『買い』 。一番下の難易度にすれば栄養バランスが多少崩れても飢えが凌げれば、そこまで被害はでないし、略奪者無しにも設定できます。

特にタワーディフェンス系のゲームが好きな人は、こういったシミュレーション系もハマる素質持っていると思うので、ぜひプレイしてほしいです。

ただし、時間はめちゃくちゃ奪われる(良ゲーの証)ので、他にもゲームを積んでいる人は睡眠時間と相談してください。

最後に私が一番好きなYoutubeの実況配信張っておきます。

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