こんにちは、はむです。
みなさんは「Outer Wilds」というゲームをご存じでしょうか?
個人的には一人用ゲームの中でもトップ3に入るくらいの体験が出来る神ゲーだと思っており、定期的にOuter Wildsをやれというbotになっています。
友達がOuter Wildsを始めた時にどう?と聞いてみたところ、
「今のところわけわからなくてきつい」という返答。
今クリアしたのかどうかはわからないけどクリアしたら話したくなると思うので多分してない。悲しいね。
そうなんですよね。このゲーム、面白さを実感できるようになるまでのハードルが結構高くて、序盤辺りでやーめたして再び戻らぬまま積みゲーリスト入りすることも多いようです。
実際自分も最初はどちらかというとしんどさの方が勝ってる時があったような気がしています。
一回軌道に乗ると寝食も忘れる程に没頭することになるんですが…。
また、このゲームは所謂「ネタバレ厳禁」タイプなゲームになっているので、
勧める際も「とりあえず何も調べずにやれぃ!」と言いがちです。
自分の手でこのゲームの結末にたどり着いた時の衝撃は筆舌しがたいものであり是非それを全人類に味わってほしいところなのですが、
わからなさすぎてそこまでたどり着けなければ意味が無いというか勿体ないですよね。
ということで、Outer Wilds気になってるけどどんな感じ?と思っている人や、ちょっと触ったけどわからなさ過ぎて投げてしまった、辞めそうという人向けにちょっとしたガイドのような紹介記事を書いていこうと思います。
みんな、マシュマロは持ったか!?
簡単なストーリー設定と知識
ゲーム開始時、特にムービーとかがあるわけでもなくいきなり焚き火の前に放り出されます。
基本的には自分で人と話したりモノを調べたりして情報を集めていくシステムになっているのですが、細かく情報を集めていないと色々分からなくなることがあると思います。
あと人名が日本語版でも英語のままなので入ってこないって人もいるかと。
なので簡単なストーリーと設定をまとめておきます。
主人公と目的

舞台は架空の太陽系。
木の炉辺という小さな惑星に住むHearthianという種族のメンバーによってて設立された、星系を探索するためのプロジェクトというかチーム「Outer Wilds Ventures」。
主人公はそこに属する新米の宇宙飛行士です。
ゲームはそんな主人公が初の探査機での初飛行を控えている、という場面でスタートします。
この宇宙探査の目的は、古代種族Nomaiが遺したものを調査することで、主人公にはNomai語の翻訳機が渡されます。
Nomaiという種族は既に滅びているのですが、この星系のあちこちで活動していた痕跡があります。なぜ滅びたのか、どんな文明を築いていたのかを調べるというのが一応の設定上の目的にはなります。
22分のループ
この星系はゲームスタート時から22分後にある理由で滅亡します。
なのですが、主人公はその滅亡後にまたスタート地点で目を覚まします。
目を覚ますのは滅亡の22分前。つまり主人公は22分間のループに囚われることになります。
仲間たち

このゲームは基本ずっと一人なのですが、「Outer Wilds Ventures」のメンバーが各地に点在しています。
主人公の装備「シグナルスコープ」は周波数を合わせて色んな信号を探知する装置であり、周波数を「Outer Wilds Ventures」に合わせることで各地にいるメンバーの持っている楽器の音を拾い、どこにいるかがわかるようになります。
まずは各地の先輩たちの信号を拾って会いに行くのを一つの目的にしてみてもいいかもしれませんね。
幽霊物質
星系の各地には幽霊物質と呼ばれる、目では見えない致死性のエネルギーを持った物体が存在しています。
鉱石の結晶のようなものの近くで滞留していることが多く、触れると死にます。
目には見えないのですが、近づくと警告が出ますし、装備の一つである偵察機のカメラ越しだと幽霊物質を確認することが出来るので、結晶の近くではカメラを構えながら動くといいでしょう。
量子について
これはゲームの固有概念ではなく現実の物理学の概念なのですが、このゲームでもそれが用いられているので簡単に説明。
量子とは物質を形成する一番小さい単位のことで、ざっくりいうと原子とか分子とかああいうものです。
量子はとてーも小さいので我々が一般的に考えるような物理法則が適用できず、「量子力学」という法則に則った挙動をします。
これを詳しく説明しだすと死ぬほどややこしい(かつ僕も理解しきれてない)ので省きますが、このゲームにおける「量子的なふるまい」というのは、
対象の物質はいろんな場所に存在する可能性を持っており、それを観測することで可能性が固定されます。
ザックリいうと、ゲーム内で量子的ふるまいをするオブジェクトがあれば、画面内(視界内)にそのオブジェクトがある時は観測し続けているということになりオブジェクトは存在し続け、視点を動かしてそのオブジェクトが画面外になるとこの状態では観測されなくなったことでその場所に存在する・しないが合わさった状態となっています。そしてもう一度そのオブジェクトがあった場所に視点を向けると、オブジェクトが存在しない(という状態に観測することで固定された)という現象が発生しうることがあります。
正直とても嚙み砕いても何言ってんだ感が凄いんですが、
とにかくそういう動きをするオブジェクトがゲームに出てくるということだけ覚えておけば何とかなります。(これはチュートリアル的なステージでもある最初の星の木の炉辺でも簡単に説明されており体験できます)
気になる人は「量子力学」とか「2重スリット実験」とかそのあたりの単語で調べてみると良いと思います。わけわからん過ぎて面白いです。
このゲームの面白さ
一言でこのゲームの面白い部分を説明するのは難しいのですが、
このゲームで得られる体験は唯一無二であり、それ故にクリア後にもう二度と得られない体験を他人のプレイを通じて味わおうとするOuter Wildsゾンビが多発しています。
簡単にこのゲームを説明すると、宇宙を舞台としたオープンワールド謎解き、みたいな感じです。
そしてその謎を解く順番は決められておらず、自らの好奇心に従って進めることで点と点が繋がっていき最後のエンディングに辿り着くことが出来るという作りになっています。
なので、自分で気になるものを見つけてこれを調べてみようという進め方が出来る人にとっては黙々とハマって行けるのですが、やることを提示してくれないとしんどいという人には少し難しい部分があります。
一度しか経験できない「知る」という行為を経て自力で謎を解き明かした時の達成感たるや。
記憶を消してまた遊びたいって言われるゲームの代表格的なものになってます。(一部で)
航行記録を埋めよう(超重要)

何をしたらいいかわからないという人は、まず各地に赴いて「航行記録」を埋めていくことを目的とすると良いと思います。
各地で残された遺物・文章を調べたりすることで「航行記録」にその内容が記録されていくのですが、これは1ループが終わっても持ち越されます。
なので何かを調べて記録を埋める、を繰り返すことで航行記録を見れば宇宙の全体像及び各地の謎がわかってくるようになります。
なので、とりあえずは行ったことないところに行って記録を埋めていくことを目的としていれば、自然と頭の中に内容が蓄積されて理解が進んでいくと思います。
序盤は残された文章を読んでも大体「何の話してるんだこいつら…?」ってなると思うので、その場ですべて理解しようとせずにさっと読んで記録に残しておいて、後で航行記録上でまとめて読むことで内容を整理すると理解しやすいのでオススメです。
プレイはPAD(コントローラー)がおすすめ

このゲームはSteamをはじめ、PSやSwitchでも販売されています。
Steamではマウス操作もできるのですが、これがまぁキツイ。
宇宙が舞台ということで宇宙空間を移動するための探査機や宇宙服とジェットパックでの移動などがあるのですが、この操作がかなり難しく、キーマウだと制御がとても大変です。
キャラコンが要求される場面もちょこちょこあるので、もしあるのであればおとなしくPADでやりましょう。
(ゲーム開始時にPAD推奨である旨が表示されます。翻訳終わってて意味わかりませんが…。)
知識が全て
このゲームはシステムとしての成長要素はありません。(厳密にいうと1つだけありますが)
成長するのはプレイヤー自身です。
このゲーム、知識さえあれば最初のループでゲームクリアしてしまうことも可能です。
逆に言うと、知識があるとそれが邪魔をして自由な冒険が出来なくなってしまうとも言えます。(それがOuter Wildsゾンビが生まれる原因でもあります)
ぜひ、「知ること」自体を楽しみながらこの宇宙を冒険して最後の結末にたどり着いてゾンビと化してほしいと思います。
最後に
情報を仕入れずにやれ!とはよく言われますが、
途中で投げてしまうくらいなら少しくらいなら攻略情報とかを見てしまってもいいと思います。
一番いいのはクリアしたことに聞くことですね。
恐らくネタバレを最小限に抑えながら教えてくれるでしょう。(ゾンビは恐らく皆そう)
DLCも含めてぜひOuter Wildsを楽しんでくれる人が増えることを願っています。
そして君もゾンビになって語りましょう。
22分後で待っています。
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